アイノナカデ
2020年6月19日 18時30分
コロナウイルスによる自粛の為、控えていたお酒の席。
数か月ぶりに決まった友人との飲みの日。
その準備をしている最中に発表され、
私が知ることとなるのはこの1時間後。
ツイッターでもLINEでもメールでもネットニュースでもなく、
友人とのテンションの温度差で気付く。
初めての体験をした。
上記の文面を見たとき、私は言葉の意味を理解できず
文章の内容が理解できず固まってしまった。
逃げ出したい気持ちになった。
なんとなく、手越くんには
NEWSにいることで諦めなければいけない夢があるのだろうな。
1ファンとして、気付かないように触れないようにしながら
でも心のどこかではわかっていた。
そんな日々があった。
「やめそう、でもやめないのが手越」
と、こちらの都合と憶測に合わせて勝手に笑いごとにしていた。
2020年6月20日現在、
その私が勝手に作り上げていた笑いごとは
現実となり笑いごとにはできなくなってしまった。
気持ちを切り替えようと町に出ても、
車に乗れば「今日はどの曲を流そうかな」と自然とNEWSの楽曲一覧を開いている。
買い物でスーパーの魚コーナーに行けば、「サバだ!手越くんサバ好きだったよね~。そういえばLIFE OF NEWSでお寿司食べてたなあ」と勝手に思い出す。
家に帰ってくれば、
テレビで流れている雨と言えば思いつく楽曲は!?という一般向けアンケートで「アイアイ傘しかないでしょ~」と思って。
パソコンには自作したNEWSのロゴのステッカーが貼ってあり、
スマホの待ち受けはNEWS4人の画像のままで、
部屋にはNEWS4人が並ぶポスターが2枚貼ってあり、
無情にも送られてきたSTORYのグッズが大量に部屋に置かれている。
手越くんから離れようとしても、行きつく先にあなたがいる。
日常の中にあなたがいる。
私の記憶の中にはあなたがいつもいる。
たった1画面、1枚の文面では切り替えられないほどに
大きなものを貰い続けていたの。気づかぬうちに。
たった8年9か月、
たった3214日。
そんな短い時間の中にたくさんの思い出がある。
ありすぎるほどに。
もう少しだけ、
もう少しだけ、
4人のNEWSにすがらせてほしい。
4人のNEWSを求めさせてほしい。
だって私が好きになったのは手越くんのいるNEWSだから。
どんな形になったって応援する!
なんて昨日の今日では絶対に言えない。
いままで私が過ごしてきた4人のNEWSファンの期間は
そんな薄っぺらいものではない。
手越くんと笑う小山慶一郎が好きだったし、
手越くんと笑う加藤シゲアキが好きだったし、
手越くんと笑う増田貴久が好きだったし、
手越くんが笑うNEWSが好きだった。
そして4人のNEWSが大好きでした。
でも
そうもいっていられない。
3人のメンバーは前を向いている。
いや、向こうとしている。
そんな大好きな3人の背中を押してあげられるファンでいたいし、
支えてあげたい。
と、思っています。